安田倉庫は、福岡県三井郡大刀洗町にある「安田倉庫九州営業所」の屋根に自家消費型太陽光発電設備を設置し、稼働を開始したと発表した。

安田倉庫、JA三井エナジーソリューションズ、サーキュラーグリーンエナジーが余剰電力循環型太陽光PPAサービス契約を締結

同取り組みは、安田倉庫、JA三井エナジーソリューションズ、サーキュラーグリーンエナジーが余剰電力循環型太陽光PPAサービス契約を締結したことで実施されるもの。

なお、余剰電力循環型太陽光PPAの導入は同社初の取組みとなるとしている。

同取組みによる電力供給は年間約566,000kWhとなり、このうち約339,000kWhを安田倉庫九州営業所で自家消費。余剰電力約227,000kWhをアイ・グリッドから他の電力利用者に供給されるという。

余剰電力循環型太陽光PPAスキーム・安田倉庫九州営業所

同社はこれにより、同営業所の消費電力全体の約41%に相当する電力を再生可能エネルギーに切り替えることとなり、CO2排出量を年間約157,000kg削減する見込みだという。

また、余剰電力分の約227,000kWhはCO2フリー電力として他の利用者に供給することで、国内全体の再生可能エネルギーの普及(CO2排出量年間約105,000kg削減)につなげていくとのことだ。