茨城県境町は、地域の活性化を推し進めるため、新たな特産品「ジェラート」や水産資源の研究開発に注力する拠点として、境町アグリビジネスラボ拠点施設「S-Lab5th」が完成したと発表した。

茨城県境町に特産品や水産資源の研究開発に注力する拠点「S‐Lab5th」誕生

茨城県境町では、利根川を中心とする自然や歴史文化により育まれてきた農畜産物等の地場産品を活用し、地域活性化に向けた事業を官民挙げて積極的に推進してきた。

同施設では、閉鎖循環式陸上養殖システムを活用した安定的な水産資源の研究や、産物を活用した新たな特産品の開発・生産を持続可能な形で行うという。これにより、地域経済の活性化や新たな雇用の創出に寄与することが期待されるとのことだ。

■「S-Lab5th」概要

建設地
茨城県猿島郡境町大字上小橋487番地3

敷地面積
約850平方メートル(約257坪)
・研究・開発・生産棟:鉄骨造平屋建 約549平方メートル(約166坪)
・陸上養殖棟:鉄骨造平屋建 約9平方メートル(3坪)5棟

その他設備
閉鎖循環式陸上養殖システム、冷凍・冷蔵保管庫、包材庫、エアーシャワールーム、駐車場等