目黒区は、東日本電信電話 東京南支店(以下、NTT東日本)と連携した実証実験を実施すると発表した。

期間限定でAIカメラを設置して桜開花時期の混雑状況データを収集し、目黒区のホームページで混雑状況を発信するという。
目黒区は、目黒川沿いの桜開花時期になると毎年多くの来訪者で非常に混雑するため、同実証ではその混雑状況を可視化。来訪予定者に事前に伝えることによって混雑を緩和し、安全に楽しんでもらうことを目的としている。
なお同実証実験は、NTT東日本とのデータ利活用連携協定(2024年2月1日締結)に基づき、AIカメラで混雑状況データを収集することの有用性や課題を検証することを目的として、以下のとおり実施するとのことだ。
■概要
期間:
2025年3月28日~3月29日
※天候等の状況により、期間が変更となることがあります
設置場所:
東急東横線の中目黒駅周辺及び東急田園都市線の池尻大橋駅付近
発信内容:
AIカメラで収集した混雑状況データは、以下のイメージで発信
※AIカメラで収集した映像は、直ちに個人が特定されない情報(数値データ)にて計測し、イメージで表示されるため、個人が特定される情報が発信されることはない。
各者の役割:
・目黒区:施策立案のためのデータの収集(事業実施主体)
・NTT東日本:データの収集のためのICT環境構築・データ分析