ベンドは、運営する「スキルアップ研究所」にて、「ワーホリ・留学経験についての調査」を実施し、その結果を公表した。

■渡航時の年齢は30歳以下が半数超、一方で40代以上も3割を占める

調査の結果、ワーホリや留学を経験した人のうち、渡航時の年齢が18〜24歳の層が40.4%と最も多く、25〜30歳の層も19.2%を占めた。

一方で、41歳以上の層も33.4%に達し、留学やワーホリが若年層に限らず、中高年層にも広く受け入れられていることが明らかになった。

留学・ワーホリに行った時の年齢

■留学期間が長くなるほど満足度も高まる

留学の満足度について、短期(約3カ月)の留学では56.4%が「3点」と評価し、中程度の満足度となった。一方、約半年以上の留学になると「5点」と評価する人が増加。

特に、約1年半以上の留学者では、64%が「5点」と非常に満足していることが分かった。留学期間が長ければ長いほど、留学を通じて得られる学びや成果が多くなるため、満足度が向上することが伺える。

留学の満足度

■留学・ワーホリ先選定の主な理由は教育環境

留学・ワーホリ先を選んだ理由として最も多かったのは「(学校・機関の)教育環境が良かった」という回答で、63.2%にのぼった。

次いで「その国の言語を習得したかった」や「特定の分野を学びたかった」といった学習面が主な選択理由となった。

同結果から、留学やワーホリ先の選定においては、教育の質や学びの機会が最も重要視されていることが分かった。

留学・ワーホリ先を選んだ理由

■留学・ワーホリ先で「実際に良かったこと」は多様

留学・ワーホリ先で「最も良かったこと」として挙げられたのは「(学校・機関の)教育環境が良かった」で33.2%だった。

次いで「その国の文化に触れられた」や「(その国・学校特有の)特定の分野を学べた」という回答が続いた。

一方で、留学先選定の理由として「教育環境が良かった」が最多だったものの、実際の満足ポイントとしては「その国の文化に触れられた」などの文化体験も高く評価されていることが分かった。同結果から、異文化交流や現地での生活体験に対する期待の大きさも伺える。

留学・ワーホリ先で「最も良かったこと」

【調査概要】
対象者:留学・ワーホリに行った経験のある人
対象地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月9日〜2月16日
回答数:287(男性51名、女性234名、未回答2名)

<参考>スキルアップ研究所ワーホリ・留学経験についての調査