LINEヤフーは、同社が提供するビジネス用クリエイティブツール「LINE Creative Lab」において、生成AIを活用した画像生成機能の提供を開始した。同機能は、「LINE広告」「LINE公式アカウント」「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」のクリエイティブ作成に対応している。

同機能では、広告主がLINE Creative Lab上で1つの画像を選択し、拡張を実行すると、生成AIが入稿画像をもとに自動で複数のサイズに変換し、提案する。これにより、広告デザイナーのリソースが限られている企業でも、簡単に複数サイズの画像を作成・入稿できるようになり、広告制作の負荷軽減や工数削減が期待されるとしている。
同機能の利用対象は、以下の通り。
■対象サービス
・LINE広告
・LINE公式アカウント(友だち追加広告)
・Yahoo!ディスプレイ広告
■フォーマット・サイズ
・LINE広告:静止画(Square)、静止画(Card)、画像(小)
・LINE公式アカウント(友だち追加広告):静止画(Square)、静止画(Card)
・Yahoo!ディスプレイ広告:レスポンシブ(メインメディアの形式:画像、アスペクト比:1:1、1.91:1)
利用回数は、1アカウントにつき1カ月最大30回まで。30回を超えると、翌月まで利用できない。
同機能の利用には、「LINE Creative Lab 生成AIサービス利用規約」および「LINEヤフー共通利用規約」への同意が必要となる。また、生成されたクリエイティブは広告審査を保証するものではなく、掲載基準に準拠していない場合は修正が必要だとしている。