三菱食品は、4月より15,000円のベースアップを実施すると発表した。これは、2023年4月から3年連続の実施となる。さらに、単身赴任者に対する別居手当を最大18,000円増額し、全社平均で5.9%の賃金アップを実施するとのことだ。

同社は以前より、積極的な人的資本への投資・還元を実施しており、社員のさらなる成長への期待を込めて、3年連続のベースアップを実施。

また、単身赴任者の負担軽減と、異動から得られる多様な経験による成長と活躍を後押しするために、別居手当を増額し、全社平均昇給率は5.9%となる。

同社は今後も、社員が最大限の力を発揮できる環境を整え、全社員が連携しながら挑戦を続けることで、企業価値の向上と人材基盤の強化・育成に努めていくとしている。

■ベースアップ概要

・15,000円のベースアップを実施
※これにより2025年4月入社の大学卒新入社員の初任給は月額265,000円となる。

■直近3年間のベースアップ推移

2023年4月(昇給率:平均7.0%)
・制度上の昇給・報酬体系の見直し
・ベースアップ 5,000円
・一時金 最大10万円

2024年4月(昇給率:平均8.6%)
・制度上の昇給・シニア社員の処遇見直し
・ベースアップ 15,000円~20,000円
・一時金 最大15万円

2025年4月(昇給率:平均5.9%)
・制度上の昇給
・ベースアップ 15,000円・
・単身赴任者に対する別居手当増額(最大18,000円)