2025年のホワイトデー事情、過半数の男性が「お返しの予定なし」義理チョコ返しの負担感が浮き彫りに

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WDCは、全国の20歳から49歳の男性を対象に、ホワイトデーに関するアンケートを実施し、その結果を公表した。

ホワイトデーのお返しの予定について聞いたところ、「お返しをする予定がない」と回答した人が56%と最も多く、半数以上がホワイトデーでのお返しを予定していないことが分かった。

一方、「お返しをする予定がある」と回答したのは28%にとどまり、「まだ決めていない」と答えた人も15%いた。

お返しをする予定が「ある」と回答した人に予算を聞いたところ、「1,000円〜3,000円」が46%で最多に。

次いで「500円〜1,000円」が22%、「3,000円〜5,000円」が16%と続き、全体的に3,000円以内の予算で考えている人が多数派であることが分かった。

一方、「5,000円以上」の高額予算の人も一定数いることから、贈る相手や関係性によって金額の幅があることが伺える。

ホワイトデーの必要性について聞いたところ、「どちらでもない」が最も多く33%を占めた。これは、ホワイトデーに対する価値観が多様化し、特にこだわりを持たない人が一定数いることを示している。

また、「必要」と感じている人よりも「不要」と感じている人の方がわずかに多いことから、ホワイトデーの習慣が薄れつつある可能性も伺える。

正直、義理チョコのお返しは面倒だと思うかという質問には、「すごく思う」と「まあまあ思う」を合わせると55%の人が「面倒だと感じている」ことが分かった。

特に、「すごく思う」が32%と最多であり、多くの人が義理チョコのお返しを負担に感じていることが明らかに。

ホワイトデーのお返しで失敗した経験については、「ある」と回答した人は13%と少数派で、大半の人は失敗した経験がないと回答。

多くの人が定番のギフトを選んだり、日本特有の義理チョコのお返しとして無難なお返しを選んでいることが伺える。

お返しで失敗した経験が「ある」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「相手の好みに合わなかった」が最多に。次いで、「安すぎた」「値段が高すぎた」と、価格に関する失敗が多くあげられた。

また、「相手が期待していたものと違った」「渡すタイミングが悪かった」など、贈るタイミングや相手の期待とのズレも失敗の要因となっていることが分かった。

【調査概要】
対象者：全国・20歳～49歳・男性
サンプル数：300人
調査期間：2025年3月6日
調査方法：Webアンケート
調査機関：クロス・マーケティング QiQUMOを利用した自社調査

2025年のホワイトデー事情、過半数の男性が「お返しの予定なし」　義理チョコ返しの負担感が浮き彫りに