クロスロケーションズは、人流分析プラットフォーム「Location AI Platform®(LAP)」において、新機能「[人流速報]デイリー来訪予測(ベータ版)」をリリースしたと発表した。

同機能は、国内外の多数のユーザーから寄せられた「将来の人流を可視化したい」という要望に応える形で開発されたもの。
同社独自の人流データ分析システム「Location Engine™」に蓄積された、スマートフォンから収集した1兆を超える位置情報ビッグデータを活用。先進的な「時系列データ解析モデル」によって、高度な来訪予測を実現している。
予測データはダウンロード可能で、売上などの他データと連携させたより高度な分析ができる。また、性別、年齢、最高・最低気温、祝日などを変量として、指定したPOI(分析地点)の日ごとの来訪数を最大2週間先まで予測できるとのことだ。
ユーザーは、POIと期間を設定するだけで、直感的に未来の来訪動向を把握できる設計。さらにグラフ表示により、変化する来訪数の推移を視覚的に確認でき、詳細な分析も容易に。これにより、店舗出店計画や集客戦略の策定、観光地やイベントのプロモーション効果検証など、幅広い分野での応用が期待されるとのことだ。

同社は今後、同機能を基盤として、集客予測や売上予測など新たなウィジェットの開発を進め、企業の意思決定を支援し、データ活用の高度化を推進していくとしている。