三菱電機は、2025年度の採用計画を発表した。​

同社単独での新卒採用は1,050名、経験者採用は1,000名を予定しており、合計2,050名を採用する計画だという。​また、国内関係会社を含めたグループ全体では、合計4,950名の採用を計画しているとのことだ。

三菱電機グループ採用計画

同社は採用活動において、応募者の就労観・キャリア観の多様化に対応し、幅広い経験や高い専門性を有する人材の確保を積極的に進めているとしている。

​具体的には、事務系では採用内定後に配属を調整する従来型の「オープンコース」に加え、応募者のニーズや専門性に応じて配属先職種を予め定める「職種確約コース」を用意。

技術系では異なるスペックの中から入社時の配属先を予め定める「配属先指定リクルート制度」や、より希少かつ高度な技術領域などにおいて通常の新卒入社者よりも高い水準の処遇条件を提示可能な「配属先指定リクルート制度PLUS」を導入しているという。

​また、リファラル採用(従業員紹介)やカムバック採用(退職者の再雇用)、第2新卒採用の応募基準拡大など、経験者採用施策も拡充したとしている。

​さらに、DX人材の育成・獲得・配置活用を強化するとのことだ。

同社は、多様な人材が自律的にキャリアを構築し、能力を発揮できる環境を整備することで、個人と会社の成長を実現し、事業を通じた社会課題の解決に貢献していくとしている。