ワンキャリアは、2027年卒の学生向けに就職活動の状況に関する調査を実施し、結果を公表した。

就職活動の状況に関する調査

1.約半数の学生が2025年以前から既に就活を開始

2027年卒学生の就活開始(予定)時期は「2025年1月以降」(49.0%)が最多となった。一方、2025年1月以前に開始した学生は48.0%で、すでに半数近くが2025年以前から就活を開始していたことが判明。

2027年卒学生の就活開始(予定)時期

2.内定獲得希望時期は2025年11〜12月、就活終了は2026年5〜6月が最多

内定獲得希望時期について尋ねたところ「2025年11〜12月」(24.0%)が最多となり、次いで「2026年1〜2月」(18.0%)、「2026年3〜4月」(15.0%)の順となった。

内定獲得希望時期

それらの時期までに内定を獲得した上で、「2026年5〜6月」(20.0%)には就活を終了したい意向が大きいことがわかった。全体としては、2026年7〜8月までに全体の82.0%が就活を終了したいことがうかがえる。

就活終了希望時期

3.春夏インターンシップへの動き出しは2025年2月・3月から本格化

春夏インターンシップのエントリー開始時期について、エントリー意向のある学生は「2025年2月」(20.0%)、「2025年3月」(18.0%)の順となり、春休み期間の2〜3月からインターンシップのエントリーを本格化させようとする姿勢がうかがえる結果に。

その一方で、全体の約20%は「まだ決めていない」と回答。

春夏インターンシップのエントリー開始時期

春夏インターンシップのエントリー希望社数を見てみると「6〜10社」(38.0%)が、参加希望社数は「1〜5社」(63.0%)が最多。

また、エントリー希望社数の中央値は10社、参加希望社数の中央値は5社。全体では、93.0%もの学生が春夏インターンシップへの参加を希望していることが判明。

春夏インターンシップのエントリー意向・参加意向

4.具体的な適性やキャリアプランを確認できるかどうかが、インターンシップ参加の鍵

参加したいインターンシップの内容は「本選考の優遇がある」(24.0%)が最多に。

その一方で、仕事内容やその向き・不向き、そしてさらに先の自己成長やキャリアプランのイメージができるかといった、具体的な適性とキャリアに関する項目が上位となった。

参加したいインターンシップの内容

<参考>
ワンキャリア『就職活動の状況に関する調査