アサヒビールは、吹田工場併設の「アサヒビールミュージアム」(大阪府吹田市)のツアー参加費の一部を吹田市に寄付すると発表した。
2024年の寄付金額は428万8,090円となるという。寄付金は、環境配慮の取り組みや子どもたちの健全な育成環境の整備、緑化推進に活用されるとのことだ。

アサヒビールミュージアムは、より付加価値の高いミュージアム体験の提供を目的として、2023年1月からツアーを有料化している。ツアー参加費の10%を吹田市に寄付することで、地域共創の取り組みを強化している。2024年の来場者数は約4万7,000人となり、2023年比で約1割増加したという。
また、2025年1月からは、工場内部の様子を実写映像で紹介するコンテンツ「アサヒビール吹田工場スクープ」を導入した。エントランス内の大型モニターに工場内部の映像を投影し、環境音を収録した音響とともに没入感のある体験を提供している。
アサヒビールは、今後もブランドの世界観を五感で体感できる体験型施設としての価値向上を図るとともに、地域共創の取り組みを強化し、“期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”を目指すとしている。