CHIMJUNは、全国の10代〜50代の男女を対象に「SNSと個人の感情について」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■個人の感情はSNSによって支配されている?
まず初めに、SNSが普段から人々にどの様な影響を与えているか調査するため、『SNSで友人や知人の“幸せな投稿”を見たとき、もっともよく感じる感情は何か』と質問したところ、「特に何も感じない」という意見が47.8%で最多となった。
その後は、「羨ましい(25.7%)」「安心(12.4%)」「共感(9.0%)」「焦り(3.8%)」と続き、羨ましさや焦りなどの感情を抱く人は全体の約3割という結果に。

次に、『SNSやネット上の情報に「振り回されている」と感じることはどのくらいあるか』と質問したところ、「かなり多く感じる(7.2%)」「ときどき感じる(30.9%)」と、約3人に1人以上がSNSに感情を振り回させていると感じていることがわかった。
さらに、10代、20代は「かなり多く感じる(10.3%)」「ときどき感じる(34.0%)」と、4割近い人がSNSに感情を振り回させていると感じている一方、40代、50代は「かなり多く感じる(4.3%)」「ときどき感じる(30.0%)」と、年代により差があることも判明。

SNSにより自身の感情が動くということがわかったが、それがどのくらい自身の行動に影響しているか、『「これは他人が定義した正解かも」と意識しながら行動してしまうことはあるか?』と質問。
その結果、「よくある(5.1%)」「ときどきある(24.6%)」と、SNSにより動いた感情で行動を起こす人が3割程度いることがわかった。まさに、SNSの情報により感情が支配され、自身の行動がSNSに振り回されている人がいるということが見て取れる結果に。
また、この問いに関しても年代別では10代、20代は「よくある(8.5%)」「ときどきある(29.8%)」に対して40代、50代は「よくある(1.5%)」「ときどきある(18.5%)」と影響に差がみられた。

【調査概要】
調査期間:2025年2月26日~2025年2月26日
調査方法:第三者機関によるインターネット調査
調査人数:1,000人
調査対象:10代〜50代の男女
<参考>
CHIMJUN『SNSと個人の感情について』