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全国石製品協同組合(以下、全石協)は、ミレニアル世代のお墓に対する考え方の調査を実施し、結果を公表した。
■「お墓参り」へ行く回数
「お墓参り」へ行く回数を調査したところ、48.0%の人が年に1回以上お墓参りへ行き、36.7%が不定期にお墓参りへ行くと回答。合計で84.7%の人が何らかの形でお墓参りへ行くことがわかった。

なお、2022年3月に全石協が実施したアンケート調査(40代以上)では、年に1回以上お墓参りへ行く割合が64.5%となっており、それと比較するとミレニアム世代16.5ポイント程低い結果にとなっている。
■お墓は必要だと思うか
「お墓は必要だと思うか」という質問に対しては、「お墓は必要だと思わない」の回答が一番多く37.0%、「お墓は必要だと思う」が31.7%、「わからない」30.3%という結果となった。

「お墓は必要だと思わない」と回答した人の理由は、「管理維持が大変」28.8%、「弔う手段がお墓でなくてよい」14.4%、「必要性を感じない」13.5%、「お墓に対する想いがなくなってきている」12.6%と続く。

一方、「お墓が必要だと思う」理由は、「ご先祖様を敬うことが大事だと思う」46.9%、「心が清らかになる」20.4%、「ないと不安だから・守ってくれる」11.2%と78.5%、宗教的、慣習的、精神的な理由が挙がった。

■自身が亡くなった場合、どこへ入りたいか?
自身が亡くなった場合については、「特に意志はないので後継者に任せる」が52.3%で半数以上を占める結果に。次いで「石のお墓」19.3%、「海に散骨する」14.3%、「樹木葬」9.3%、「納骨堂」4.7%と続いた。

【調査概要】
調査対象:全国29才~45才男女、ミレニアル世代(1981年~1996年に生まれた世代)
調査期間:2025年1月10日~30日
調査方法:インターネット調査
有効サンプル数:300名
<参考>
全国石製品協同組合『ミレニアル世代のお墓に対する考え方の調査』