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アンカー・ジャパンは、モバイル充電ブランドの「Anker」において、3月11日の「防災意識を育てる日」に向けて「災害への備えに関する調査」を実施し、その結果を公表した。
■全体の約8割の人が災害への備えが十分にできていない
災害への備えについて、最も近い状況を選んでもらったところ、40.2%の人が「ある程度準備はしているが不十分と感じる」を選択し、39.3%の人が「必要性は感じているがまだ着手できていない」と回答。
全体の約8割の人が災害に備えた準備が十分ではないことが分かった。

■電気やガスが使えないことに加え、食料や物資の不足も大きな不安の1つ
災害時を経験、想定して困ったこと、不安に思うことは何か聞いたところ、「食料や物資の不足」「電気やガスが使えない(照明や家電、スマホの使用など)」といったライフラインの断絶に不安を持つ声が多く上がった。

■電力を備えられている人は約4割のみ
家庭の災害対策として、用意しているものを聞いたところ、「ポータブル電源、蓄電池、モバイルバッテリー」と回答した人は42.9%と、ライフラインの断絶に不安がありながらも約4割と半数以下の人しか備えられていないことが明らかに。

■約9割の人が「災害対策として電力が必要だと思う/どちらかといえば必要だと思う」と回答
「災害対策として、電力の確保は必要だと思う」と回答した人は59.8%、または「どちらかといえば必要だと思う」と回答した人は28.1%と、約88%の人が災害対策として電力の確保が重要だと認識していることが分かった。
災害に備えた電力確保の必要性を感じながらも、備えられていない状況が伺える。

■防災対策グッズで備えたいものは、食料に加えて電力
今後(今後も)備えたい防災対策グッズを聞いたところ、「非常食、飲料水」と回答した人が68.7%で第1位となり、第2位は「ポータブル電源、蓄電池、モバイルバッテリー」で66.6%となった。生命維持に関わる「食」の備えだけでなく、情報の要となる「電力」の備えも同時に重視されていることが分かった。

【調査概要】
調査期間:2025年2月25日〜2月27日
調査対象:全国の20~69歳の男女2,098名
調査方法:インターネット調査(Fastask)
<参考>アンカー・ジャパン『災害への備えに関する調査』