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リモラボは、ライフステージの変化に応じた働き方を支援するリモートワーク実践スクール「リモラボ」のメンバーである女性約1,000人を対象に、ワークスタイルの多様化が進む中で注目されている「ワーケーション」に関する実態調査を実施し、その結果を公表した。
■ワーケーション経験者は12%にとどまるが、8割以上がメリットを実感
ワーケーションを経験したことがあるか聞いたところ、「ある」と回答した人は12.6%にとどまった。

一方、ワーケーション経験者の8割以上が業務に有効だと回答。

ワーケーション未経験者は87.4%にのぼり、その理由として「費用面」「家族・子どもとの調整」「仕事の予定調整が難しい」が主な課題としてあがった。
特に女性にとっては、ワーケーションを選択したくても家庭と仕事の両立が障壁となるケースが多く、自由な働き方が広がる一方で、家族のサポート体制や企業の制度整備が依然として課題であることが浮き彫りに。

■女性がワーケーションに関して感じている課題1位は「費用面」
ワーケーションの課題として最も多かったのは「費用面」、次いで「家族・子どもとの調整」が2位に。また、「観光などのプライベートな時間と仕事とのバランス」や「Wi-Fiや通信環境などへの不安」も課題としてあがった。

また、「メリットが分からない」「実際にやっている人のスケジュールを見てみたい」といった声もあり、情報不足が障壁の一つとなっている可能性も伺える。

■ワーケーションに求められる環境は、働きやすさとリフレッシュの両立
ワーケーションに求めるものとして、「良好なWi-Fi環境」「作業しやすいデスクや椅子、コンセントなどの設備」「ミーティングで声を発しても問題ないワーキングスペース」といった”快適な作業環境の充実”が上位にランクイン。
一方、「その土地ならではの美味しい食事」「子どもを預けたり、子どもも楽しめる場所がある」など、ワーケーションならではの楽しみや家族との過ごしやすさを重視する声も多く見られた。
また、「ホテルからアクセスしやすい観光地」や「ホテル内で楽しめるアクティビティや店舗」など、仕事とプライベートのバランスを取るためのリフレッシュ環境も求められており、ワーケーションの場として、働きやすさとリラックスの両立が重視されていることがわかった。

【調査概要】
調査対象:リモラボメンバー
・リモートワーク実践スクール「リモラボ」の受講会員920名(女性のみ)
・約8~9割がフリーランス
調査実施期間:2025年1月9日~2025年1月14日
調査機関:リモラボメンバー対象・自社調査
調査・集計方法:インターネット
有効回答数:リモラボメンバー対象:920名
<参考>リモラボ『「ワーケーション」に関する実態調査』