Gaussyが提供する倉庫ロボットサービスRobowareは、カトーレックの仙台低温物流センター(仙台市宮城野区)に、ピッキング作業の省人省力化を目的にAMR(自律走行搬送ロボット)を導入したと発表した。

カトーレック「仙台低温物流センター」にAMR(自律走行搬送ロボット)導入へ

AMR(Autonomous Mobile Robot)は、自律的にロボット自身が走行ルートや移動範囲を判断し、ピッキング作業のナビゲーションや貨物の搬送を行うロボット。

最新の画像認識技術により人や障害物を検知・回避する性能に優れ、人との協働を安全に行うことが可能。

今回導入されたForwardX社製AMR「Max 1500-L Slim」は耐荷重1,500キログラムで、人やフォークリフトに代わり重量物の搬送作業を担うとのことだ。

ForwardX社製AMR「Max 1500-L Slim」

カトーレックは、今回の導入により、ピッキング作業の効率化および業務負荷の軽減を実現し、作業工数の約30%削減を見込んでいるという。

同社は、AMR導入を通じ、同社グループが掲げる労働安全衛生やダイバーシティ推進、イノベーション・DX等への取り組みの加速・拡大を目指すとしている。