アソビューは、総合広告会社である新東通信と業務提携を締結したと発表した。同提携により、レジャー施設のDX推進およびマーケティング領域の支援を強化し、持続可能な経営を後押しするとしている。

アソビュー、新東通信と業務提携

アソビューは、観光・レジャー・文化施設向けのDXを推進するSaaS「ウラカタシリーズ」を展開しており、チケット販売、入場管理、予約受付、顧客データ分析を提供してきた。一方、新東通信は広告・PRを通じた企業のマーケティング支援を行い、動物園や水族館の広報パートナー事業を開発してきた。

両社の強みを活かし、マーケティング戦略の立案から実行までのトータル支援を行うとともに、スポンサープログラムの開発と営業支援を通じて、レジャー施設の新たな収益構造の確立を支援するとのことだ。

具体的には、アソビューの持つ入場チケットデータや商圏調査を活用し、新東通信が広告戦略の立案やクリエイティブ開発、広告運用を実施するという。これにより、データドリブンなマーケティング施策の展開が可能となる。

また、新東通信が推進する動物園・水族館向けのパートナー事業を全国に拡大し、生物多様性の保全をテーマに企業と施設をつなげるスキームを提供するという。これにより、レジャー施設における持続可能なビジネスモデルの確立を目指すとしている。