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西新宿エリアで自動運転車とマルチモーダル経路検索連携による「ワンストップ予約」実証実験を実施 回遊性と利便性向上へ

一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会(以下、環境改善委員会)、ジョルダン、三菱電機は、3月14日に、自動運転車とマルチモーダル経路検索サービスの連携によるワンストップ予約の実証実験を実施すると発表した。

同プロジェクトは、西新宿エリアの回遊性向上という共通の課題の解決に向けて活動している三者が協同することで、利便性や回遊性の更なる向上を目指すとともに、「西新宿エリアの魅力を高めるモビリティサービス」の在り方を検証するもの。

環境改善委員会の統括のもと、ジョルダンのスマホアプリ「乗換案内」と三菱電機の運行管制システムを連携し、公道を走行する自動運転車を含めた目的地までの経路検索と自動運転車の予約をワンストップで提供する仕組みを構築するという。

これにより、自動運転車の運行を加味した最適な経路案内が可能となり、利用者はスムーズに移動手段を選択し、予約まで完結できるようになるとのことだ。

また、同プロジェクトでは、自動運転サービスを全国規模の経路検索サービスと統合し、自動運転管制システムとの連携APIを構築することで、シームレスな予約体験を実現。

同プロジェクトは、日本で初めて(ジョルダン調べ)自動運転車の運行経路を含めた経路検索から予約リクエストまでの一連の流れを統合したものであり、都市部から地方まで、あらゆる地域での自動運転サービスの普及を見据えた礎となるとしている。

なお今後は、同プロジェクトを通じて得られた知見を活かし、運行データの活用や異なる交通手段との統合を深めることで、より柔軟で利便性の高いMaaS(Mobility as a Service)の実現を目指すとのことだ。

■プロジェクトの概要

プロジェクトの概要

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