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2025年大阪・関西万博、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」が竣工 最新技術で子供たちの感性を刺激

パナソニック ホールディングスは、2025年日本国際博覧会のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」の建築・展示内装工事が完了したと発表した。

また、大阪・関西万博に来場できない人にも「ノモの国」の世界観を理解してもらうための「オリジナルアニメ」の「ティザー映像」も公開したとのことだ。

パナソニックグループパビリオン「ノモの国」が竣工

「ノモの国」は、パナソニックグループが長年培ってきた「ひとの理解」研究に基づく技術などを活用し、子どもたちの感性を刺激することで想像する力を解き放つ体験型パビリオン。

子どもたちが常識や思い込みから解き放たれ、自身に秘められた力を解き放つ約30分間の非日常体験ができる「Unlock体験エリア」と、未来社会のアイデアを具現化した展示エリア「大地」で構成されている。

「Unlock体験エリア」では、立体音響システムや360度映像システム、振動や風によるハプティクスなど光・映像・音・空気に関する技術を用いた体験や巨大な映像を映し出す「滝=ミストウォール(※1)」を潜り抜ける体験を提供。

直径1.3mの映像が天井から目の前に降り注ぐ「ボルテックスリング(※2)」による幻想的なミスト演出なども行い、子どもたちの五感を刺激するイマーシブな空間を実現しているという。

また、無線タグ(RFID)やカメラによって一人ひとりの行動データを独自開発した感性モデルで分析。表情データを基に感情を分析することで、子どもたちの秘めた力や可能性をストーリーとして、「蝶(※3)」のモチーフと一緒に描き出すとしている。

※1拡散を抑制して遠方まで気流を届ける技術で作られた粒径6マイクロメートルの極微細ミストの映像スクリーン。
※2渦輪気流にミストを閉じ込めて遠方まで飛ばす技術で作られたミストの輪。5台のボルテックスをつくり出す装置を設置。
※3「ノモの国」のために独自開発された感性モデルにより「性格的な強み4パターン」と「強みを発揮する環境8パターン」に分類。表情分析を組み合わせることによって一人ひとりの蝶を描き出す。

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