街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」がスマートロックを導入 運営の省人化を実現

ビットキーは、三井不動産と日鉄興和不動産が開発した物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」に、コネクトプラットフォーム「workhub」とスマートロックを導入したと発表した。これにより、施設予約や決済、鍵の解錠がデジタル上で完結し、運営の省人化が実現されたという。

二次元コードで解錠する様子

同施設は、東京都23区内の希少な工業専用地域に位置し、敷地面積約91,000平方メートル、延床面積約250,000平方メートル超、地上6階建ての大規模物流施設。

施設外観

「街づくり型物流施設」として、東京都初の物流施設併設型ドローン実証実験場「板橋ドローンフィールド」を敷地内に設け、会員向けに提供するとともに、フットサルコートとして市民にも開放している。また、ワーカーやドライバー向けにラウンジや休憩室、ワーキングブースなどの共用施設を整備している。

(左)2階ラウンジ(右)ドローンフィールド内のドローン飛行用ネットフィールド兼フットサルコート

workhubは、スマートロックと連携し、施設予約から決済、入退室までを一元管理できるシステム。同施設では、ドローンフィールドやワーキングブースに、それぞれの鍵の形態に対応するスマートロックを設置した。利用者は専用サイトにログインすると利用可能施設が表示され、空室確認、予約、決済が完了するという。当日は、施設ごとに指定された方法で解錠・入室が可能となる。予約した時間のみ鍵の解錠が可能となるため、セキュリティ面でも利便性が高いとのことだ。

workhubを取り巻く利用者と施設の関係図
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