東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2月26日から、Webで事前に乗降時の介助を申し込める「JREおでかけサポート」の対象線区を、一部の駅を除く全線区に拡大すると発表した。
また、えきねっとおよび指定席券売機において、一部の在来線特急列車の車いす対応座席の予約・購入が試行的に開始するという。
同社は、これらの取り組みにより、よりインクルーシブな社会の実現を目指すとしている。
■「JREおでかけサポート」の全線区拡大について
内容
これまでは、JR東日本管内の新幹線全線、京葉線(東京~蘇我)、南武線(川崎~立川)において、Webで事前に列車に乗降する際の介助の申込みを受け付けていたが、2月26日からは一部の駅を除くJR東日本の全線区でサービスを利用可能に。
これにより、出発の2日前の12時までは、駅に行かずにWebから乗降する際の介助を申込み可能だとしている。
サービス拡大日(受付開始日)
2月26日(2月28日以降の利用分から受付を開始)
「JREおでかけサポート」の利用可能線区
JR東日本管内の全線区
(利用する経路に他の鉄道会社の路線が含まれる場合や他の鉄道会社との共同使用駅などは除外)
「JREおでかけサポート」の申込み方法
「JREおでかけサポート」のホームページから申込み可能。出発2日前の12時まで申込みが可能。
■えきねっと等による一部在来線特急列車の車いす対応座席の予約・購入の試行開始について
内容
えきねっとおよび指定席券売機において、一部在来線特急列車の車いす対応座席の予約・購入を開始。
試行開始日(受付開始日)
2月15日(3月15日以降乗車分から試行開始)
対象列車
・成田エクスプレス(大船・新宿~成田空港)5号車14番D席/11号車14番D席
・湘南(東京・新宿~小田原)5号車1番D席