大崎電気、AI制御とEMS・蓄電池を活用した電力料金最適化サービス「SmaRe:C」を開発 4月より受注開始

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大崎電気は、AI制御とEMS(エネルギーマネジメントシステム)、蓄電池を組み合わせた企業向け電力料金最適化サービス「SmaRe:C(スマレック)」を開発し、2025年4月から受注を開始すると発表した。

大崎電気、AI制御とEMS・蓄電池を活用した電力料金最適化サービスSmaRe:Cを開発

SmaRe:Cは、エッジAI端末と連携したEMSと蓄電池を用いて、太陽光発電の発電状況やスポット市場の電力価格、蓄電池の充放電サイクルをAIで制御するという。これにより、再生可能エネルギーの調達量を最大化するとともに、電力料金の最適化が可能となるとのことだ。

システム構成イメージ

同システムは、気象予報データを活用しながら蓄電池の充放電をAIで制御し、最適な電力利用を実現。エッジAI制御により、市場価格が低い時間帯に電力を購入し、高騰する時間帯の電力調達を抑制することが可能となる。また、太陽光発電の発電量と電力使用量を予測し、適切なタイミングでの放電を行うことで、電力コストの上昇リスクを軽減するという。

電力価格の推移イメージ

さらに、台湾プラスチック社製の蓄電池を採用し、一貫生産による高品質な電池の調達を実現しているとのことだ。

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