神戸新聞社が運営する「アンカー神戸」は、会員の満足度、利便性向上などを目的に、2Dメタバースバーチャル空間を開設したと発表した。3月末までの実証実験として運用されるとのことだ。
同空間は、アンカー会員なら無料で利用でき、オンラインも含めた交流の場として活用可能。Zoomなどのオンラインツールと同様に利用できるが、毎回URLを設定する必要がないのが特徴だという。
アンカー会員は、最初に登録するだけで利用可能で、ゲストを招待することも可能(ゲスト利用は1回ごとに招待が必要)。また空間上では、アイコンを近づけるだけで会話が聞こえ、画面共有も可能なほか、参加者限定の「会議室」を設置することで、秘密の会話もできるとのことだ。
同システムには、日本と台湾のビジネス交流を進めるSWiseのサービスを導入。同社の協力のもと、台湾のスタートアップも同空間に招待され、アンカー会員との親交を深めることができるという。
また、日台交流の促進を目的とし、2月と3月に計3回のイベントを開催予定。日本と台湾のビジネス交流、マーケティング活動を行う場としても効果が期待できるとのことだ。