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メタリアルは、株式投資をしている20〜60代の男女1,000名を対象に、株式投資における情報収集とAI活用に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。
■約5割の“億り人“が株式投資にAIを活用した経験あり
同調査で、株式投資におけるAIの利用経験について聞くと、株式投資で築いた資産額1億円以上の人(以下、億り人)のうち33.3%が「現在活用している」と回答し、「以前活用したことがある」の12.5%と合わせると、“億り人”の約5割がAIを活用した経験があることが明らかになった。
■今後の株式投資にAIを「とても活用したい」という“億り人”が4割以上
今後の株式投資にAIを活用したいか聞くと、「とても活用したい」という回答は“億り人”が最も多く、45.8%という結果に。また、資産額が1億円未満の人でも、AIを実際に利用したことのある人ほど、今後のAI活用にも前向きであると考えられるとのことだ。
■”億り人”が情報収集に最も利用するメディアは『会社四季報』
株式投資の情報収集でよく利用するWEBサイトおよび投資専門誌について聞くと、“億り人”に最も選ばれているWEBサイトは『会社四季報オンライン』で50.0%、投資専門誌は『会社四季報』で54.2%という結果に。
■”億り人”の約6割は、「ほぼ毎日」株式投資に関する情報を収集
株式投資の情報収集を行う頻度を聞くと、株式投資で築いた資産額が多いほど高くなる傾向があることが明らかになった。「ほぼ毎日」と答えた割合は、“億り人”で58.3%、1,000万円~1億円未満では29.1%と、約2倍の差がでる結果に。
一方、1,000万円未満の人では「気が向いたとき」が30.2%と最多で、「ほとんど情報収集しない」が23.8%と続いた。
■“億り人”が株式投資の情報収集にかける時間は1日5時間以上
株式投資の情報収集にかかる1日当たりの平均時間を聞いたところ、“億り人”は322.5分と、5時間以上にのぼる結果に。
これは、次に所要時間の長い100万円~1,000万円未満の人の117.6分と比較しても約2.7倍の長さであり、資産額1億円以上と1億円未満では情報収集にかける時間に大きな差があることが明らかになった。
■“億り人”がAIに期待すること1位は「意思決定のスピードアップ」
株式投資におけるAI活用で期待することを聞くと、資産額が1億円未満の人では共通して「データ分析の精度向上」が1位だったのに対し、“億り人”は、「意思決定のスピードアップ」が1位という結果に。
【調査概要】
調査対象:株式投資をしている20〜69歳の男女
調査人数:1,000名
実施期間:2024年12月23日
調査方法:インターネット調査
<参考>
メタリアル「【“AI”と“四季報”を使うと“億り人”になれるかも!?】4割以上の億り人がAIを活用したことがあると回答。情報収集で『会社四季報』を利用していると回答した億り人は5割以上に」