「#第3の賃上げアクション2025」が始動 ベアーズが新たに参画 福利厚生による賃上げを推進

福利厚生を活用した賃上げを推進するプロジェクト「#第3の賃上げアクション2025」が始動した。エデンレッドジャパン、freee、ベアーズの3社が共同で展開し、特に中小企業における福利厚生の活用促進を目的としているという。

「#第3の賃上げアクション2025」が始動

「第3の賃上げ」とは、給与の直接的な引き上げではなく、福利厚生を通じて従業員の実質手取りを増やす手法を指す。一定の条件下で税金や社会保険料の負担を軽減できるため、企業側にもメリットがあるとしている。

同プロジェクトは2024年2月に発足し、2025年は新たにベアーズが参画。企業の福利厚生を強化し、従業員の生活支援を通じた賃上げ効果をさらに高めることを目指す。また、今回のプロジェクトでは、「家計の負担軽減・暮らし向上を実現する福利厚生」も「第3の賃上げ」の定義に追加したとのことだ。

■2025年の取り組み

「#第3の賃上げアクション2025」では、以下の取り組みを実施するという。

(1)生活支援の福利厚生サービス企業との連携強化
生活支援サービス企業との提携を強化し、賃上げ効果に留まらない福利厚生の価値を発信する。

(2)「#第3の賃上げ地域グロースアクション」の実施
福利厚生の活用が都市圏に偏る現状を改善するため、地域別キャンペーンを開始。第1弾として、2025年2月20日から愛知県で「#第3の賃上げ 愛知アクション」を実施予定。

(3)中小企業向け新規導入キャンペーン
賛同企業が提供する福利厚生サービスを新規導入する企業向けに、期間限定の特典を提供。

今後も、同プロジェクトを通じて中小企業への福利厚生導入を促進し、より働きやすく暮らしやすい社会の実現を目指すとしている。

プロジェクトの詳細は公式サイトで確認できる。

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