令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT』は、タイ旅行に関する調査リポートを公開した。
リポートによると、2024年11月には11万人の日本人がタイへ入国し、ハワイへの入国者数を上回った。プーケット国際空港の入国者数もコロナ禍前より増加している。
タイ人気の背景には、歴史的な円安・物価高の影響が小さい点が挙げられるという。物価・為替総上昇率を比較した結果、タイは調査対象国の中で最も上昇率が緩やかで、最も上昇率が高いアメリカと比較すると、30%も円安・物価高の影響が小さいとのことだ。
タイ旅行の総額予算目安は9万円(航空券代・宿泊費・滞在費含む)。首都バンコクだけでなく地方都市にも注目が集まっており、コスパの良さが人気の理由だとしている。
スワンナプーム空港への総入国者総数は、2024年12月時点で2019年同月比99%とほぼ回復。2023年同月比では約113%増と劇的に回復している。
※1 コロナ前 2019年、コロナ後 2023年
※2 2019・2023年の年中平均為替と消費者物価指数の両方がそれぞれの参照資料にて公開されている国のうち、NEWTがピックアップした国(上記表に記載の国)に限る一覧
※3 物価・為替総上昇率=2019年から2023年の為替上昇率*2019年から2023年の消費者物価指数上昇率
<参考>
旅行アプリ『NEWT(ニュート)』『タイ旅行に関する調査リポート』