LINEヤフーが運営する「Yahoo!ニュース」は、戦後80年企画としてTBSテレビを含むTBS系JNN28局（以下、TBS/JNN）が運営するニュースサイト、「TBS NEWS DIG」と共同で、次世代へと戦争の記憶をつなぐ「#きおくをつなごう」プロジェクトを開始した。
Yahoo!ニュースは、2015年から運営する「未来に残す 戦争の記憶」の一環とし同本プロジェクトを実施。
現在は、「『おんぶの男の子は私』3歳で被爆、名乗り出た男性 ”一生の病”と傷跡抱え 語り出した家族の記憶」（RCC中国放送）と、「花火の音『まるで焼夷弾』親戚11人奪った空襲 戦後初の花火大会が変えた、軍国少年の復讐心」（TBSテレビ）の2つの記事を配信している。
Yahoo!ニュースは、終戦から長い年月が経ち戦争の記憶を証言できる人が少なくなってきているなか、戦後80年の節目を迎える今年、戦争の記憶をつなぐ「人」や「もの」を発掘し次世代へと記憶をつなぎたいという思いのもと、同プロジェクトを開始。
これまで培ってきた「未来に残す 戦争の記憶」の知見を生かして同プロジェクトの特設ページを制作し、TBS/JNNが持つ終戦直後の写真や映像について情報提供を呼びかけるとしている。
記事は、写真や映像について寄せられた情報をもとにTBS/JNNがインタビュー取材などを行い、これまで詳細な記録がなかった写真や映像に秘められた戦争の記憶を記事として作成し、特設ページを中心に配信。
また、特設ページではユーザーに向けて、家族や親しい方から見聞きした戦争体験や戦後についての記憶、写真やものなどを「#きおくをつなごう」のハッシュタグを付けてSNSで投稿することも呼び掛けるとのことだ。
同プロジェクトでは今後、終戦の日の8月15日に向けて10本以上の動画付き記事を配信予定で、動画については「Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE YouTubeチャンネル」などでも配信を予定している。