三井物産は、子会社である三井物産企業投資(以下、MCPI)を通じ、ゆうちょ銀行の子会社であるゆうちょキャピタルパートナーズと共同で、地域産業の発展を支援する投資事業会社「エム・ワイ地域活性化合同会社」を設立し、共同投資事業を開始すると発表した。

三井物産とゆうちょ銀行、地域産業支援のための共同投資事業を開始

同取り組みは、ゆうちょ銀行が主に出資する「エム・シグマ投資事業有限責任組合」の運営を通じて進められるという。三井物産とゆうちょ銀行は、それぞれの強みを活かし、地域産業の成長や課題解決を目指す投資活動を推進する方針だ。

三井物産は中期経営計画2026の一環として、国内ビジネスの持続的な深化を注力分野の一つに掲げており、これまでMCPIを通じて投資先企業の課題解決や価値向上を支援してきたという。また、ゆうちょ銀行は、地域資金のニーズに応じた資本供給や中長期的な伴走支援を行う事業を推進している。

三井物産は、全国ネットワークを活用し、多様なステークホルダーと連携することで、日本の持続的成長に貢献するとしている。