キャッシュレスサービス事業を展開するバリューデザインは、現地決済型ふるさと納税サービス「ふるまちPay」を北海道平取町に導入し、取り扱いを開始したと発表した。
「ふるまちPay」は、地域の店舗やレジャー施設などに設置されたQRコードをスマートフォンで読取り、ふるさと納税を行うと、返礼品としてその店舗や施設で利用可能なデジタルクーポンを受け取ることができる現地決済型ふるさと納税サービス。
バリューデザインは、ふるさと納税制度における返礼品の幅を「モノ」から「コト」へ拡げ、来街者が現地で手軽に寄付できる環境を育み、地域活性化につなげることを目的に同サービスを提供。
2024年7月からは、北海道で28,000店舗の加盟店を有する信販会社のニッセンレンエスコートとオフィシャルパートナー契約を締結し、北海道の自治体に向けて同サービスの普及を推進しているという。
今回導入した北海道平取町は、北海道日高地方の西端に位置し、日本最大級のスズラン群生地を有する町。なお同サービスを利用できる店舗や施設は、開始時点で体験施設1カ所、飲食店1カ所、物販2カ所の計4カ所となる。
平取町は今後、「ふるまちPay」の加盟店拡大を予定しており、多様な寄付シーンの創出を目指しているとのことだ。
■施設名
・平取町アイヌ工芸伝承館ウレシパ
・手打ち生そば藤
・びらとりハム
・katak×bee