学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象にインターネットアンケートを実施し、「ミスマッチ」に関する調査結果を発表した。調査によると、就職活動において「ミスマッチに不安がある」と回答した学生が7割を超えた。
■就職活動において「ミスマッチに不安がある」の回答が7割超
具体的には、「とても不安がある」と回答した学生が39.6%、「やや不安がある」と回答した学生が35.1%で、合計74.7%の学生がミスマッチへの不安を感じている。
学生からは、「企業が公表している離職率を見て、その高さに不安になることがある」「実際に配属される部署や、上司や先輩の雰囲気によって、働く環境は変わると思う」「働いてみないと分からないこともあると思う」「インターンシップやセミナーでは、企業の良い面しか分からないと感じている」といった声が寄せられたという。
■ミスマッチを防ぐために重視したい項目は「働き方(休日休暇・労働時間)」が最多
ミスマッチを防ぐために重視したい項目としては、「働き方(休日休暇・労働時間)」が70.0%で最多となった。次いで、「福利厚生」が52.7%、「会社の雰囲気・カルチャー」が51.4%と続いた。
学生からは、「長く働きたいと考えているので、心身ともに健康で働き続けるために働き方を重視したい」「社会人の先輩から、福利厚生は重視すべきと教わった」「職場の雰囲気が合わない会社では、働き続けることができないと思う」「できるだけ自身の適性を活かせる仕事をしたい」などの意見があったとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2024年12月20日~2025年1月10日
調査対象:スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」へのサイト来訪者
有効回答数:313件
調査方法:Web上でのアンケート調査
<参考>
学情『「ミスマッチ」に関する調査』