イプソスは、世界29カ国の75歳未満の21,000人以上を対象に実施した月次調査「イプソス世界消費者信頼感指数2025年1月」を公開した。

「イプソス世界消費者信頼感指数2025年1月」を公開

同調査結果によれば、消費者信頼感は先月から0.7ポイント上昇し、48.6となり、昨年同時期と比較して0.7ポイント低い水準となっている。

地域別に見ると、ラテンアメリカとヨーロッパで信頼感が上昇し、北米では低下が見られた。具体的には、コロンビア(+3.9ポイント)、アルゼンチン(+3.7ポイント)、ペルー(+3.4ポイント)で大幅な上昇が報告され、ヨーロッパではハンガリー(+4.0ポイント)、英国(+3.3ポイント)、ドイツ(+3.3ポイント)、スウェーデン(+2.7ポイント)、フランス(+2.0ポイント)で上昇が見られた。

一方、北米では米国(-3.2ポイント)とカナダ(-2.8ポイント)で信頼感が低下したとのことだ。

イプソス総合消費者信頼感指数2025年1月

国家別の消費者信頼感指数では、インドネシアが62.3で最高値を記録し、インド(60.0)がこれに続いた。一方、日本(38.3)、ハンガリー(38.0)、韓国(36.1)、トルコ(33.1)の4カ国では、指数が40ポイントを下回ったとしている。

イプソス総合消費者信頼感指数2025年1月

<参考>
イプソス『世界的に消費者信頼感が上昇して2025年がスタート、「イプソス世界消費者信頼感指数 2025年1月」を公開