福岡県福岡市の「多の津物流センター」が2月10日リニューアルオープン 太陽光発電設備とノンフロンタイプの冷蔵庫を導入

TAG:

西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体は、2月10日、「多の津物流センター」をリニューアルオープンすると発表した。

「多の津物流センター」外観

リニューアルされる多の津物流センターは、新たな設備として太陽光発電設備を導入し、ノンフロンタイプの冷蔵庫を採用。環境負荷を軽減する設計が特徴としている。

太陽光発電設備は、出力54.4kWの太陽光パネルを設置。再生可能エネルギーで年間57,400kWh(予測)を発電し、全て施設内で消費されるという。これにより年間24.9トンのCO2削減が見込まれ、これは約7万平方メートルの森に匹敵する脱炭素効果を創出するとのことだ。

冷蔵庫は物流センターの電力利用量で大きな割合を占めることから、地球温暖化への影響を抑えるノンフロンタイプを採用。

環境省によると、2021年の代替フロン(HFCs)の排出量は、2013年比で70.6%も増加している。代替フロンはオゾン層を破壊しないものの、二酸化炭素の数十倍から一万倍以上の大きな温室効果を持つといわれている。

同団体は、これらの活動などを通じて、持続可能な社会づくりと地球環境の保全に貢献するとしている。

■施設概要

所在地:福岡県福岡市東区多の津1-17-2

モバイルバージョンを終了