STILEは、社会人240名を対象に「フリーランス新法に関する比較調査」を実施し、その結果を公表した。
同本調査では、サラリーマンの働き方満足度、フリーランスや副業への興味関心、フリーランス新法の認知度、そしてフリーランス新法を知った上での認識の変化に対する意識を明らかにした。
■現在の働き方に対して「満足していない」が半数以上
同調査で、現状の働き方に満足しているか聞くと、53.3%と半数以上が「満足していない」と回答。
また、「満足していない」と回答した人に対し具体的な不満を聞いたところ、「現在の給与が期待より低い」が60.9%と最も多く、「仕事にやりがいを感じない」が32.8%、「福利厚生が充実していない」が26.6%、「職場環境や人間関係が良くない」が25.8%と続いた。
■フリーランスに対する印象は「収入が不安定」「自由で柔軟な働き方ができる」など
フリーランスに対してのイメージを聞くと、「収入が不安定」が42.5%と最も多く、「自由で柔軟な働き方ができる」が33.3%、「自己管理が難しそう」が27.9%、「高いスキルが必要」が27.5%という結果に。
■フリーランスについて、約4割が「全く興味がない」と回答
今後、フリーランス・起業・副業・独立などへのキャリアを視野に入れているか聞くと、38.8%が「全く興味がない」と回答。
一方で、「興味はあるが、まだ不安が大きい」が15.4%、「いずれ挑戦したいと考えているが、まだ具体的ではない」が13.3%、「具体的に準備を進めようと思っている」が7.5%と、合わせて36.2%が”フリーランスに興味がある”層ということも明らかになった。
■フリーランス新法の認知度、「名前も内容も知らない」が6割以上
フリーランス新法を知っているか聞いたところ、「名前も内容も知らない」が62.9%、「名前は知っているが内容はわからない」が25.8%、「具体的な内容も理解している」が11.3%という結果に。
■新法によりポジティブな変化を示す回答が4割以上
フリーランス新法を知った上で、フリーランスのイメージはどのように変わったか聞くと、42.1%がポジティブな変化があったと回答。一方で、「特にイメージは変わらない」は46.7%という結果に。
【調査概要】
調査内容:現状の働き方とフリーランスへの印象に関するアンケート調査
調査対象:全国の社会人240人
調査期間:2024年12月
調査方法:オンラインアンケート
調査内容分析:STILE
<参考>
ONEマーケ(STILE)「【ONEマーケ、フリーランス新法に関する比較調査を実施】フリーランスが今後急増!?フリーランス VS サラリーマン、どっちが魅力的か調査してみた!」