ローソンは、1月21日より、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県のナチュラルローソン店舗(2024年12月末時点134店舗)にて、石灰石を主成分とする素材の容器を使用した弁当「1食分の野菜が摂れる麻婆茄子丼(五穀ご飯)」を発売すると発表した。ローソンおよびナチュラルローソンで同素材を使用した容器の導入は初となる。

1食分の野菜が摂れる麻婆茄子丼(五穀ご飯)

今回使用される容器は、国産の石灰石(炭酸カルシウム)を重量比で50%以上含む素材を主成分として作られているため、可燃ごみとして廃棄可能であるという。石灰石の使用により、容器1つあたりのプラスチック使用量は従来に比べ約30%削減され、製造および焼却による廃棄時のCO2排出量は約35%抑制されるとのことだ。

容器イメージ

また、石灰石を主成分とする素材は多様な形に成型可能で、耐久性・耐熱性も高いことから、弁当の容器として採用されたという。容器底面には燃やせる旨が記載されている。

容器底面に燃やせる旨を記載

1食分の野菜が摂れる麻婆茄子丼(五穀ご飯)は、茄子、玉ねぎ、人参、ピーマンを大豆ミート入りの麻婆ソースに合わせた麻婆茄子丼で、1食あたり3分の1日分の野菜を使用している。麻婆ソースには花椒を加え、痺れのある辛さに仕立てているとのことだ。価格は599円(税込)。