サンヴィレッジは、エムエル・パワーと、北陸電力管内で系統用蓄電所の開発に関する基本合意書を締結したことを発表した。
同社が開発した北陸電力管内(福井県越前市)の系統用蓄電所用地に2MW/8MWhクラスの高圧蓄電所を建設し、10月の運転開始を目指すとしている。エムエル・パワーが設立した合弁会社にて容量市場・卸売市場・需給調整市場での運用を予定しているとのことだ。
同社は、北関東を中心に太陽光発電所の開発・建設を進め、近年は非FIT太陽光発電所の開発にも積極的に取り組んでいるという。
電力系統の安定運用を確保しながら再生可能エネルギーを一層普及させるため、系統用蓄電池の役割が注目されているが、同社は北関東にとどまらず全国各地で系統用蓄電所の開発と建設を進めており、今後250カ所(合計出力500MW)達成を目標に、再生可能エネルギーの普及に貢献するとしている。
北陸電力管内において、同案件は同社が手掛ける系統用蓄電所の第1号案件となるという。