ジーリーメディアグループは、春節(旧正月)を前に、台湾人・香港人向けで最大の訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」のユーザーに対し、日本での買い物についてアンケートを実施し、結果を公表した。
■訪日台湾人・香港人の消費動向
観光庁が発表した2024年の訪日外国人旅行消費額(速報)によると、台湾からの訪日観光客の旅行消費額は1兆936億円、また香港は6,584億円となった。
台湾、香港の旅行消費額を合計すると1兆7,520億円で、1位の中国(1兆7,335億円)を上回り、インバウンド消費を支えていることが判明したという。
調査結果(1)次回の訪日期間中に買い物する予定の場所、約8割「コンビニ」
次回の訪日期間中に買い物する予定の場所について複数回答形式で質問したところ、1位は「ドラッグストア」で84.3%となったが、77.3%が「コンビニ」を選び2位となった。
なお「コンビニ」は「ショッピングモール・複合商業施設」74.1%を僅差で上回った形となっている。
調査結果(2)次回の訪日期間中に利用したいコンビニ、1位は「ローソン」95%が選択
次回の訪日期間中に利用したいコンビニについて複数回答形式で聞くと、全体の95.3%が「ローソン」を選択し1位に。2位は「セブン‐イレブン」で77.3%、3位は「ファミリーマート」で74.7%。また、北海道を中心に展開する「セイコーマート」は、ミニストップに続く5位にランクイン。
調査結果(3)ローソンで買いたいもの1位「唐揚げ」、セブンやファミマは「お菓子」
調査では、次回の訪日期間中に利用したいコンビ二で何を買いたいか自由回答形式で調査。
カテゴリー別に集計したところ、1位のローソンで最も多かったのは「唐揚げ」で、具体的な商品名「からあげクン」との記載が目立ったという。
また、セブン‐イレブンは「お菓子」が1位に。「シュガーバターの木」「セブンプレミアム」などの名前があがり、3位のファミリーマートも「お菓子」が首位で、「ファミマルPREMIUMのお菓子」と特定する人もいたとのことだ。
【調査概要】
調査対象:「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」の台湾人・香港人ユーザー(繁体字中国語で聞き取り)
実施期間:2024年12月16日~12月23日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:2045
※数値は、小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位で表記。
<参考>
ラーチーゴー!日本『日本での買い物についてのアンケート』