カブ＆ピースは、同社が運営する「カブアンド」の利用者属性に関するデータを一部公開した。
同データは、2025年1月に実施されたサービス利用者向けのアンケートに基づくもので、約22万人からの回答結果を集計したものだという。
■年齢データ
「カブアンド」利用者の平均年齢は43.4歳で、利用者の中心は30代から50代であり、全体の82.2％を占めた。
■年収データ
利用者の平均年収は628万円と、全国平均の460万円を上回った。また、高収入層（年収800万円以上）の割合は22.1％と、全国平均の約11％を上回っており、低収入層（年収300万円未満）の割合は14.4％で、全国平均の約34％を大きく下回る結果に。
■株式投資の経験について
利用者に占める株式投資経験者の割合は52.7%と、全国平均の約30%（同社調べ）を大きく上回る結果となった。
■サービス利用に至った理由
カブアンドを利用するに至った上位5つの理由は、以下の通り。
・「サービスを利用するだけで株がもらえることに魅力を感じたから」（16.9%）
・「国民総株主というビジョンに共感したから」（15.3%）。
・「日本初の新しい試みを実際に試してみたかったから」（14.1％）
・「上場までのプロセスを体験してみたかったから」（11.4%）。
・「儲かると思ったから」（9.8%）
調査の結果、単なる経済的な利益を超えた社会的価値や理念を重視する層に支持されていることがわかった。また、「日本初の試みであること」や「上場のプロセス」に対しての関心が高い人も多く、カブアンドが提供する新しい価値観や今後の展望に対する期待が大きいことも伺える。
＜参考＞カブ＆ピース『「カブアンド」利用者の属性に関するデータ』