大分県玖珠町でデジタル地域通貨「くすPay」の提供開始 町内100店舗で使用可能

アプリ開発を手掛けるAsian Bridgeと玖珠町商工会は、地域通貨「くすPay」のスマートフォンアプリを提供開始し、利用者数が1,000人を超えたと発表した。同アプリは大分県内で初めて導入された地域通貨システムだという。

くすPay、提供開始から約1か月で利用者1,000人突破

くすPayは、玖珠町内の経済活性化を目的とした地域通貨で、2024年12月2日に運用を開始した。町内の100以上の加盟店舗で利用可能で、町外居住者も使用できる仕組みとなっている。利用金額100円(税抜)ごとに1ポイントが付与され、1ポイント1円として使用できる。

くすPayアプリの主な特徴は以下の通り。

・残高確認、利用履歴の確認
・加盟店舗情報の閲覧、フォロー機能
・商工会からの情報配信
・利用金額に応じたポイント付与(1ポイント=1円)

アプリの利用手順は以下の通り。

(1)「くすPayカード」の発行(登録料・年会費無料)
玖珠町商工会またはくすPayサポートセンターで即日発行

(2)アプリのダウンロード
App StoreまたはGoogle Playからダウンロード

(3)カード情報の登録

(4)チャージ
町内約42か所のチャージ店舗で現金チャージ

(5)加盟店舗での利用開始
スマートフォンアプリまたはカードで決済可能

2024年12月17日時点で、チャージ可能店舗は町内の約40店舗に拡大しており、スーパーやコンビニエンスストア、飲食店、美容室、観光施設など、100店舗以上で利用可能となっている。

モバイルバージョンを終了