卵子凍結保管サービス「Grace Bank」を運営するグレイスグループは、クレディセゾンに、働く女性のための予防医療・不妊治療サービス「Grace Care」の提供を開始したと発表した。

働く女性のための予防医療・不妊治療サービス「Grace Care」利用開始

「Grace Care」は、働く女性のために必要な婦人科系疾患の予防や妊活、不妊治療を支援するためのサービス。

生理、PMS、更年期、妊活、不妊治療、卵子凍結など、幅広い年代の女性にとって必要な情報を社内セミナーで提供し、LINEを活用した簡単な問診チェックを通じて、婦人科医の受診を勧奨するという。

クレディセゾンでは、2024年3月に「Grace Care」をパイロット導入。婦人科の基礎知識に関するセミナーを開催し、セミナー視聴者の中で婦人科検診を希望する従業員に対し、問診チェックや受診機会を提供したとのことだ。

婦人科検診受診者のフィードバックから、定期的な婦人科受診が健康の維持・向上および仕事の生産性向上にもつながることを確認し、今回、「Grace Care」の利用開始が決定したという。

また、クレディセゾングループ共済会では2024年4月から従業員の卵子凍結費用を助成する制度を開始。今回、「Grace Care」のメニューの一つとして、卵子凍結保管サービス「Grace Bank」も従業員向け割引価格で提供することで、卵子凍結を実施する人を支援するとしている。