霞ヶ関キャピタルは、「LOGI FLAG TECH 名古屋みなとⅠ」が着工したことを発表した。
同施設は、物流業界の慢性的な問題である労働力不足と冷凍倉庫の過酷な就労環境の改善のため、自動ラックを設置した「冷凍自動倉庫」となっている。
同施設の所在する野跡地区は、伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」から約3.3キロに位置し、物流施設として高い交通利便性を有しており、関東・関西の大型消費地への効率的な輸送と中継地点としての機能を持つ配送優位性の高い地域となっている。
さらに、あおなみ線「野跡駅」の正面に立地しており、交通の利便性が高く、従業員にとって快適な通勤環境を提供できることから、人材確保においても魅力的な立地とのことだ。
同施設は2030年のフロン規制を見据えて自然冷媒を用いた冷却機を採用するとともに、屋根に太陽光発電パネルを敷設して再生可能エネルギーを用いた電力供給を行うことができる環境配慮型の施設となっているという。
さらに、物流機能だけでなく、地域交流の場としてカフェやマルシェも併設予定。
災害時には防災備蓄品を備えた避難スペースを提供し、地域の安全にも貢献するとのことだ。
■施設計画概要
物件名称:LOGI FLAG TECH 名古屋みなとⅠ
所在地:愛知県名古屋市港区野跡3丁目1番3
交通:伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」約3.3キロ
敷地面積:7,083.32平方メートル(2,142.70坪)
延床面積:21,600.97平方メートル(6,534.29坪)
竣工予定:2026年5月
建物構造:鉄骨造地上2階建
設計:塩浜工業東京本社一級建築士事務所
施工:塩浜工業