携帯電話販売会社であるフォネットは、運営メディア「モバイルナレッジ」にて、『2024年12月26日より行われる「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」の改正』に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

■「改正」により発生する変更点について知っていたもの

改正による変更点について認知度が最も高かったのは「実質1円のスマホがなくなる可能性がある」で、回答者の53.3%(228人)選択。次いで多かったのは「5G向けのミリ波に対応しているスマホは値引き上限額が40,000円から55,000円になる」で44.9%(192人)

「(具体的な変更内容は)いずれも知らなかった」を選んだ人は全体の7.9%(34人)という結果に。また、キャリアが提供する端末購入プログラムへの規制対象を知っていた人は、40.7%(174人)となっている。

「改正」により発生する変更点について知っていたもの

■改正前までにスマホを安く購入することを検討しているか

2024年12月26日以降に一部端末の購入金額が高くなる可能性を踏まえ、改正前にスマホを安く買うかどうかを質問した結果、回答者428人中、359人(83.9%)が購入を検討し、69人(16.1%)は検討しないと回答。

「検討している」と答えた359人は全体の約83.9%で、「検討していない」と答えた69人は約16.1%となっている。

改正前までにスマホを安く購入することを検討しているか

■「改正」前に購入予定のスマホ

同改正の前に、スマホを安く買う予定の人に、どのスマホを購入する予定かを質問したところ、全回答359人のうち、iPhone16が最も多く28.4%を占め、次いでiPhone15が27.6%、iPhone14が23.4%となった。

なお、GalaxyやGoogle Pixel、XiaomiなどのAndroid端末も複数選択があり、数%から9.5%程度まで分布している。

改正前に購入予定のスマホ

■改正の前にスマホを購入する場所

改正の前にスマホを購入する場合、どこで購入する予定かを質問したところ、ソフトバンクショップが29.2%(105人)で最多となり、次いでソフトバンクオンラインショップ24.2%(87人)、ドコモオンラインショップ21.2%(76人)などが続く。

家電量販店を選んだ人も13.6%(49人)と一定数おり、全体の10.3%(37人)が「まだ決めていない/わからない」を選ぶ結果となった。

改正の前にスマホを購入する場所

<参考>
フォネット『2024年12月26日より行われる「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」の改正に関するアンケート調査