スターツ出版が運営する「OZmall(オズモール)」は、2024年に読者が支持した店舗がわかる「オズモールアワード2025」リリース前に、事前調査による宿泊の消費傾向を発表した。
「オズモールアワード」は、毎年人気施設をアワード形式で発表しているもので、レストランやホテル・温泉宿、ビューティサロンなど、質の高い掲載施設の中でも会員が1年間で実際に予約し支持した、“本当にいいお店”がわかる毎年大人気のランキング企画となっている。
■ホテルではコスパを重視しつつも特別感にひたれる施設が人気
シティホテルで人気だったのは、美しい夜景や海を眺められるホテルやヨーロッパ調のインテリアが特徴のホテルなど、“非日常”を感じられるホテル。ただ泊まるだけではない付加価値のあるホテルが、多くのユーザーの支持を集めたという。
一方で、インバウンド需要の高まりに伴う宿泊料金の高騰を背景に、いわゆるビジネスホテル・カジュアルホテルも人気に。内装にこだわったおしゃれなホテルなど、コスパを重視しつつも特別感のあるホテルが支持されたとのことだ。
■プライベート感のある温泉旅館や個性的なグランピング施設が高評価
温泉旅館では、露天風呂付き客室や貸切風呂がある宿、夕食が個室食の宿など、プライベート感にひたれる宿が人気に。開放的な景色を望む露天風呂や地元の海・山の幸を使った料理など、その土地ならではの自然や食が楽しめることも、ユーザーに支持されたポイントだとしている。
また、グランピング施設は今年も若いユーザーや家族連れを中心に人気を集めたという。
設備が整っていて快適なことはもちろん、廃校をリノベーションした施設や貸し切りサウナのある施設など、特徴のある個性的なグランピング施設が支持されていたとのことだ。
なお、2024年に読者が支持した店舗がわかる「オズモールアワード2025」は、2025年1月23日にあらためてリリースされるとのことだ。