Amazonは、新サービス「Amazonふるさと納税」を開始した。

Amazon、Amazonふるさと納税を開始

同サービスでは、寄付者がAmazonのウェブサイト上でふるさと納税を行える。利用者は普段使い慣れたAmazonアカウントを通じて、簡便かつ迅速に寄付を行えるという。また、一部の返礼品は最短で翌日配送が可能で、受取日時の指定もできる。

同サービスには全国約1,000の自治体が参画しており、登録返礼品は約30万点に上る。今後も登録品目を拡大していく予定だという。返礼品の物流支援には、Amazonのフルフィルメントサービス「FBA」を活用することで、寄付の募集から返礼品の梱包・発送までを一括で支援する仕組みを整えているとのことだ。

さらに、地域の魅力を発信する取り組みとして、限定返礼品も提供する。具体的には、石川県七尾市や能登町が復興支援コンサートを返礼品として用意するほか、長崎県波佐見町ではAmazonロゴ入りの波佐見焼マグカップ、神奈川県川崎市ではAnkerの限定デザインモバイルバッテリーが返礼品に含まれるという。これらの限定返礼品は専用ページで紹介されており、今後もさらに充実させる予定だとしている。

なお、同サービスは、一部利用者を対象に段階的に提供を開始している。