半数以上が「観光地で外国人観光客が増えた」と回答 特に近畿地方で外国人観光客の増加を実感

フォーイットは、全国の20代~60代までの男女500人を対象にインバウンドに関するアンケートを実施し、その結果を公表した。

■全体

全国の20代〜60代の男女を対象に、以前と比べて日本国内に外国人が増えていると感じるか聞いたところ、最も多かった回答は「観光地で外国人観光客が増えた」で50.4%だった。

次いで、「街中で見かける機会が増えた」が46.6%、「公共交通機関で見かける機会が増えた」が29.2%で続く結果に。また、「特に変化は感じない」と回答した人は26.0%で、74%の人が何らかの変化を感じていることが分かった。

以前と比べて日本国内に外国人が増えていると感じるか

■年代別

年代別で見ると、30代・40代では70%以上、50代・60代では80%以上の人が外国人の増加を感じていることが分かった。

特に40代以上で「観光地で外国人観光客が増えた」と回答した人は50%以上となった。また、20代は特に変化を感じていない人が40%近くに上っているが、これは学生も多い年代であるため、日常生活においては行動範囲が限られており、外国人に接する機会が少ないからではないかと同社は考察している。

以前と比べて日本国内に外国人が増えていると感じるか(年代別)

■居住地域別

居住地域別で見ると、「観光地で外国人観光客が増えた」や「街中で見かける機会が増えた」、「公共交通機関で見かける機会が増えた」と回答した人は、いずれも近畿地方の人が最も多かった。

近畿は日本第2の都市である大阪だけでなく、有名な神社仏閣が多い京都や奈良など、日本ならではの雰囲気を感じられる観光地が多いため、訪れる外国人も増えていると同社は考察している。

以前と比べて日本国内に外国人が増えていると感じるか(居住地域別)

【調査概要】
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2024年11月15日

<参考>フォーイット『インバウンドの実態に関する調査

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