PayPay、LINEヤフーおよびLINEヤフーの国内金融中間持株会社であるZフィナンシャルは、Zフィナンシャルが保有するPayPay銀行の普通株式およびA種優先株式をPayPayに譲渡することを発表した。
今回の譲渡は、PayPayを中心とした金融事業の拡大を目的に実施。
ユーザーや加盟店、法人の利用者へ「金融」を中心とする利便性や顧客満足度のさらなる向上を目指すため、「PayPay」のミニアプリでのサービス連携だけでなく、PayPay銀行との一層の連携強化が重要であると考え、PayPayによる同株式取得の決定に至ったという。
PayPay銀行がこれまで培ってきた事業経験に加えて、PayPayが新たに株主として経営に参画することで、PayPayグループの各種サービスとの連携を加速させるだけでなく、PayPayが擁するデータや技術力を活用した商品・サービスの開発、アプリとの融合による新たな金融体験の提供にむけて取り組むとしている。
なお、関係当局の許認可等が得られることを前提として、2025年4月1日に効力発生を予定しているとのことだ。