一般社団法人全国フードバンク推進協議会は、加盟フードバンク48団体と共に、給食のない冬休み期間中を含む12月から翌年1月にかけて、子どものいる困窮世帯への集中的な食料支援を実施すると発表した。
昨今、物価高騰の影響でフードバンクに対する社会的な支援ニーズが増加し、社会的な孤独・孤立の問題が深刻化している。
この状況を受け、目標支援世帯数を過去最大の45,000世帯として「第8回フードバンクこども応援全国プロジェクト」を実施し、子どものいる困窮世帯への食料支援を全国規模で拡大するとのことだ。
同プロジェクトは、全国フードバンク推進協議会と加盟フードバンク団体が実施するものであり、これまで把握が難しかった子どものいる困窮世帯を早期に発見し支援すること、また全国的な食料支援活動の拡大を目的としている。
具体的には、各地域のフードバンク団体が行政や社会福祉協議会、小中学校などの教育機関などと連携して、給食のない長期休み期間中に集中的な食料支援活動に取り組んでいくとのことだ。
■プロジェクト概要
名称:第8回フードバンクこども応援全国プロジェクト
目標:全国で45,000世帯への食料支援
実施期間:2024年12月1日~2025年1月31日
参加団体数:48団体
活動内容:給食のない冬休み期間中に子どものいる困窮世帯に対して集中的な食料支援活動を行う