千葉大学発ベンチャー、千葉県千葉市といすみ市で農業用ドローンによる農薬散布業務を実施 スマート農業の取り組み

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営農型太陽光発電やスマート農業など持続可能な農業を実践するつなぐファームは、千葉県内2カ所の他農業経営体の農地において、農業用ドローンによる農薬散布業務を実施したことを発表した。

農業用ドローンによる農薬散布の様子

同社は、千葉大学発のベンチャー企業である千葉エコ・エネルギーからスピンオフする形で創業し、2018年2月から千葉市緑区大木戸町にて、再生可能エネルギーと食料を同時に生み出す営農型太陽光発電を取り入れた持続可能な農業を実践しているという。

今後は、営農型太陽光発電を軸とし、農業用ドローンをはじめとしたロボット、AI、IoT等の先端技術やデータを活用したスマート農業を取り入れ、実証実験を続けていくとしている。

また、将来的には農業分野における他産業パイロットによる運航支援や遠隔制御によるドローン活用の実現を目指すべく計画を進めているとのことだ。

■実施内容

千葉県内2カ所の他農業経営体の農地において、農業用ドローンによる農薬散布。

(1)サツマイモ畑(千葉市緑区)の農薬散布
8月に千葉市緑区の他農業経営体のサツマイモ畑(約1ha)において、同社ドローンパイロットによる農薬散布を受託、作業実施。

(2)飼料用とうもろこし畑(いすみ市)の農薬散布
9月にいすみ市の他農業経営体の飼料用とうもろこし畑(約11.7ha)において、同社ドローンパイロットによる農薬散布を受託、作業実施。

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