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マルアイは、20代以上の男女を対象に「2025年お年玉に関する実態調査」と「今年の年末年始の動向調査」を実施し、その結果を公表した。
■今年の年末年始は「自宅でゆっくりする」が最多の68.4%と、7割弱が巣ごもり正月を予定
今年の年末年始をどのように過ごす予定か聞いたところ、「自宅でゆっくりする」が最多の68.4%、次いで「親族で集まる」が22.0%、「自宅近辺で外出する」が16.0%だった。
また「国内旅行」は7.2%、「日帰りレジャー」は5.7%と、遠出をするような予定は1割以下にとどまった。さらに「海外旅行に行く」と回答した人は0.8%で、昨年11月に実施した「2024年お年玉に関する実態調査」(※)の回答と比較して2.8%減少し、円安の影響か1%にも満たない結果に。
昨年11月の調査結果(※)と比較すると、「親族で集まる」が昨対比3.1%減、「友人知人で集まる」が昨対比1.3%減だったことから、今年の年末年始は昨年よりも人と会う予定が減少することが分かった。
■2025年は44.5%がお年玉をあげる予定
20代以上の男女2,404名を対象に、2025年のお正月にお年玉をあげるかと聞いたところ、「あげる」が44.5%と、2025年は約半数の人がお年玉をあげる予定であることが分かった。
次に、「来年2025年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの590名に、あげる相手の人数を聞いたところ、平均2.5人であることが分かった。最多人数は20人で、2ケタ台と回答した人が少数ながら存在する結果に。
あげる相手については、最多が「親戚の子ども」が58.6%、次いで「自分の子ども」が41.4%、「孫(ひ孫)」が23.4%と子どもにあげる割合が高かった。
あげる金額を対象別で見ると、子どもにあげる金額は「1,000円台〜4,000円台」が最も多く、「自分の子ども」には10,000円以上をあげる人が3割強いた。
「親」にあげる人は約2割で、金額は「10,000円台〜40,000円以上」が最多の42.1%と、ほかの対象と比較しても最も高い割合に。
また、お年玉の金額を全体で見ると「1,000円台〜4,000円台」が49.1%と最多だった。昨年の調査結果(※1)と比較すると「1,000円未満」が2.3%増、「1,000円台〜4,000円台」が1.7%増、「10,000円台〜40,000円以上」が3.4%増と、10,000円以上をあげる人が特に増加傾向に。
■2025年にあげる予定のお年玉の総額は、2024年と比較すると「変わらない」が最多。
「来年2025年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2024年と比較するとどのようになるか」の質問に対しては、「変わらない」が61.4%と最多で、次いで「増える」が17.5%だった。
「変わらない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「あげる相手の人数に変化がない」という回答が最多に。また、中には「収入が変わらないから(60代/男性)」「金銭的に余裕がないから(30代/女性)」など、経済状況による理由もあがった。
一方で、「増える」と回答した人にその理由を聞いたところ、「相手の年齢の変化に合わせて金額を上げる」という回答が大半を占めた。
さらに「来年2025年のお正月では、どのようにお年玉をあげる予定か」と聞いたところ、「現金をぽち袋に入れて手渡す」が60.0%と最多だった。
また「現金をぽち袋に入れて送る」は、昨年の調査結果(※1)12.8%から16.2%増の29.0%と増加傾向に。それ以外は「電子マネーで送金する」が7.6%、「口座に振り込む」が4.2%と1割以下にとどまり、お年玉のやりとりにおいては現金が主流であることがわかった。
【調査概要】
調査名:2025年お年玉に関する実態調査
対象条件:全国20代〜60代以上の男女
調査期間:2024年11月23日〜11月25日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:590名
(全国の20代以上の男女2,404名に事前調査を実施。「来年2025年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの590名に「2025年お年玉に関する実態調査」を実施。)
調査名:2024年度年末年始の動向調査
対象条件:全国20代〜60代以上の男女
調査期間:2024年11月21日〜11月22日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:601名
(※)2024年お年玉に関する実態調査(2024年12月13日)
<参考>マルアイ『「2025年お年玉に関する実態調査」「今年の年末年始の動向調査」』