三菱鉛筆は、新たに山形県西置賜郡飯豊町に工場(以下、新工場)を新設し、鉛筆製造を行っている山形工場(以下、現工場)の鉛筆製造の機能の一部を新工場に移管し、2025年1月から稼働を開始すると発表した。
同社は、現工場の建物老朽化への対応に加え、さらなる生産機能の合理化および生産体制の強化を図るために、新工場を新設したという。
同社は、筆記具事業のグローバル化を中心に事業の拡大への取り組みを進めており、その一環として、筆記具事業における販売・供給・マーケティングといった各種機能の再構築を進めていることから、サプライチェーンのさらなる強化が不可欠と考えているとのことだ。
そのような中で、現工場の建物老朽化が進んできたことから、従業員の安心安全を第一に考えるとともに、さらなる生産機能の合理化および生産体制の強化を図ることを目的として、隣町の山形県西置賜郡飯豊町に新たに鉛筆製造の新工場を新設したという。
■新工場概要
所在地:山形県西置賜郡飯豊町添川3514-29
稼働開始:2025年1月(予定)
敷地面積:20,000平方メートル
延床面積:8,064.32平方メートル