Uber Japanは、13歳から17歳の子どもが保護者の管理のもとでタクシーを呼べる「Uber Teens」を日本で初めて提供開始した。
Uber Teensは、子どもがスマートフォンアプリ「Uber」を使用してタクシーを配車できるサービスで、保護者向けのリアルタイムトラッキング機能や暗証番号による車両確認機能、自動録音機能を備えている。これにより、安全性を確保しつつ、特に共働き世帯が直面する送迎の負担軽減に寄与するという。
サービスは以下の11都道府県で利用可能(導入初日時点)。
・北海道
・青森県
・宮城県
・東京都
・神奈川県
・石川県
・京都府
・大阪府
・広島県
・福岡県
・沖縄県
利用方法は、保護者が家族アカウントを作成し、子どもを招待することから始まる。その後、子どもが専用アカウントを作成し、保護者が月間使用上限額を設定することで、アプリを通じてタクシーまたはハイヤーを配車できる。
Uber Teensには以下の安全機能が実装されているという。
・リアルタイム乗車確認:保護者が乗車状況やドライバー情報を常時確認可能。
・暗証番号設定:正しい車両とドライバーであることを確認するための機能。
・録音機能:プライバシーに配慮しつつ、安全性を確保するための自動録音。
・優良ドライバー限定:評価が高く、一定以上の運転経験を有するドライバーのみとマッチング。
Uber Japanは、全国200以上のタクシー会社と提携し、17都道府県26都市で「Uber Taxi」を展開している。また、東京23区や成田市、京都市、大阪市では「Uberプレミアム」も提供しており、Uber Teensの追加により、より安全で便利な移動手段を提供するとしている。Uber Teensは2023年に米国で開始され、約40カ国で活用されているとのことだ。